平成14年10月27日(日)
よいた街愛ステーション


 この秋一番の大荒れになるという最悪の天気予報の中、平成14年10月27日(日)初めての「木に親しむ ミニ削ろう会」が開催されました。夜半からの雷雨に心配しましたが、明け方からは時折陽も差すが、やはり思い出したように強い雨と風。
 8時に準備のため会場に着くと、すでに多くの人が集まりみんなで準備を始める。いま、幼稚園や高校などの作品展の会場として使っているので、それを片付け、次々と削り用の台と材料を運び込む。展示用作品の神輿、木の組立枕や、刃物も碓氷健吾氏新作の洋玉鋼「序乃舞」、木目仕上げの5寸5分鉋、船津祐司氏の五台山(寸八、5寸5分鉋)、天慶(3寸5分鉋)、横坂正人氏の楽山(5寸5分鉋)、小森秀樹氏の「小もり」小鉋各種、古見誠一氏の「作広」包丁・ナイフなどを順次展示していく。外の駐車場には研ぎ場用のテントも張り、準備OK。
 9時から、この会を中心に進めた小森さんの発声で代表の原さんからの挨拶でスタート。あちこちで削り始めるとすぐに会場内が木のいい香りに包まれる。外は寒くて震えるくらいだったが、会場内はみんなの熱気で暖かかった。お客さまも次々に来場され、和気あいあいでにぎやかな会になった。
あとで、記帳されたノートを見たら、県外は、埼玉・富山・山形・栃木の各県、そして県内からは、新潟市・長岡市・柏崎市・見附市・燕市・栃尾市・小千谷市・白根市・分水町・中之島町・横越町・田上町・小国町・越路町・吉田町・和島村・岩室村・山古志村・弥彦村そして与板町からスタッフ以外100人以上のご来場でした。
 各々自由にお昼をとって午後からは計測に備え、目の色が変わってくる。なにせ上位入賞者には豪華景品が用意されているので。ちなみに景品には、碓氷さんから「雪灯(ゆきあかり)」…雪の華と同じ鉋、船津さんから「元寿舟弘」、横坂さんから「楽山二寸」、小森さんから「小もり豆平鉋42mm・48mm」、碓氷淑郎さんから「ハイス助丸 奴・ダメ切」、坂口研屋さんから「天然砥石」などみんな欲しいものばかり。
 いよいよ2時半からは測定開始。あちこちで歓声があがり大いに盛り上がる。3時半には測定終了で、表彰に移る。第1位は、みごと5ミクロンを出した山古志村から参加の星野勇人さん、第2位は、3人が6ミクロンで並び埼玉県狭山市 伊藤雄次さん、燕市 白井則行さん、新潟市 山崎四雄さんでした。優勝の星野さんは当然のように景品の「雪灯」を選んでうれしそうでした。(そりゃそうでしょう。)4時からは全員で後片付けで、あっと言う間に元通りに。
 今回はPRの時間も少ない中、多くの人にご参加いただきありがとうございました。多分第2回目もあると思いますのでその時には腕自慢の方、一度「削ろう会」を見てみたいが今までは遠くて行けなかった人などぜひともご参加ください。
 本当にありがとうございました。

ボランティアスタッフ
 (株)中村組 (有)沖野工務店
 原利夫 水野清介 小森秀樹 水品和春 
 碓氷健吾 横坂正人 船津祐司 碓氷淑郎 山田清作
 武石博 他 同僚会有志  中野武夫 他 村のかじや有志     順不同

会場の「よいた街愛ステーション」 展示された神輿 組立木枕 木組パズル?
豪華景品 展示品 碓氷さんの木目大鉋
代表の原さん 会場風景(スタート時なのでまだ少なめ) 富山から参加の細田さん 研ぎ風景
削り風景
ノミの穴掘り
削り華 測定する碓氷さん 優勝した星野さん

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