2007年削ろう会in与板

平成19年10月28日(日)
新潟県三島郡与板町大字江西乙2340-1
与板町町民体育館

削ろう会当日は、天気予報通り台風一過の気持ちの良い秋晴れのお天気で、昨日の大雨がウソのよう。
翌月曜日がくもりのち雨だったことを思うと、とってもラッキーな一日でした。
8時から展示場の設営を始めるも、あれもこれもと商品を欲張りすぎてとてもテーブルには並べきれず、
最後には箱に入れたままテーブルの前に並べてようやく一息。
9時スタートを待ちきれない人が次々と来場され、さっそく削り始める人や販売コーナーを
覗く人も。
おかげさまで当社コーナーもあっという間に黒山の人だかりで大忙しになりました。
他にも直江兼続公(2009年NHK大河ドラマに決まった「天地人」の主人公で与板城主。
正室が与板出身のお船なので町を挙げて兼続・お船ブーム中。)のグッズやお菓子の販売コーナーも
にぎわっていました。
イベントとして、「親子木工教室」「版画の製作体験」「削り花の作成」「打ち刃物古式鍛錬儀式」なども盛況でした。
メインイベントである「かんなの薄削り」では今年はスギ(県産材)・ヒノキ・ヒバの3部門に分けて競われました。
薄削りに参加する人は500円の参加料と引き換えにコシヒカリ1kgの粋なプレゼント(?)もありました。
午前中からあちこちで薄い削り華がどんどんと出ていて毎年レベルがアップしているのがわかりましたが、
飛ばしすぎて計測開始の3時ころには鉋がダウン(人間も?)して計測断念する人もいて残念!
次回はペース配分を考えて再チャレンジを。
合併して長岡市になった与板町ですが、その長岡市の森民夫市長の来場で会場が大いに盛り上がりました。
市長も初めて見る薄削りと会場の熱気に驚嘆されておりました。
薄削りの結果は、

 ヒバ部門優勝が6ミクロンで河野泰行氏

 杉(県産材)部門が11ミクロンで渡辺文彦氏(新潟県加茂市 渡辺建具店)
   【2003年滋賀県全国建具屋展示会にて当時最年少26歳で内閣総理大臣賞を受賞。
   また与板削ろう大会の数日後10/31の地元新聞には2007年度「現在の名工」に32歳で今回の最年少受賞
   されたとの記事がでておりました。重ね重ねおめでとうございます。】

 ヒノキ部門優勝が7ミクロンで渡辺富士男氏(写真辞退)でした。

おめでとうございました。


最後に開催にご尽力いただいた主催・共催の方々ありがとうございました。
結構楽しい会ですのでまだ参加されたことのない皆さんも一度参加されてみてはいかがですか?
通常では購入できないお値打ち品やお宝品も発掘できるかも?
 来年もまたお会いできることを楽しみにしております。


秋晴れの会場 削り会場風景 当社販売コーナー
与板のおみやげ銘菓 兼続グッズいろいろ
版画製作体験 未来の大工さん? 削り華で作った削り花
研ぎ場風景 豪華(?)景品 削り競演1
削り競演2 削り競演3 直江兼続公
迫力ある大鉋 森市長による(?)薄削り 森長岡市長と
右が中野武夫さん 体験コーナー 鉋の裏出しに興味津々
入賞したかな? 木が光る! 削り華
恒例の細田さんによる測定 ヒバ部門優勝 河野泰行氏 杉(県産材)部門優勝 渡辺文彦氏

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