第8回削ろう会in与板

新潟県三島郡与板町
与板町体育館
平成12年9月23日(土)・24日(日)

23日(土)朝、全国的に下り坂の天気で心配したがくもり空ながらなんとかもちそう。8時から前日の夜、会場の体育館の床にシートをはりその上にゲートボール用マットをしいたところに各自展示即売コーナーの設営開始。
刃物以外の即売コーナーとして郵便局、コシヒカリの新米やモチを販売するお米屋さん、新潟の銘酒の酒屋さん、与板銘菓「はっかとう」のお菓子やさんなどなどバラエティでにぎやか。
まだ展示もおわらないうちから早く到着されたお客さんがのぞき始め、あわてるがなんとか準備OK。
11時に受付が開始されるとお客さん大盛況で、当社コーナーでは碓氷さんの「晩悠」「健明」を展示即売しているので興味深く見てゆかれ、販売の方も順調でした。
 その中のお客さんで長崎の手柴さんと香川の生島さんが当社HPを見ていてくださると声をかけていただき大感激。 このお二人もメールで打ち合わせをしていっしょに与板に来られ顔を合わせるのは始めてとの話で2度ビックリ。早速お仲間にいれていただく。
午後1時に開会の挨拶があり、工場見学の人は3班に分かれ碓氷さんの鉋工場・船津さん、久住さんのノミ工場の見学に出発。(この工場見学の申し込みの際不手際がありご迷惑をおかけしたようです。申し訳ありません。)
 それ以外の人は屋外で大鋸の刃焼入れ、村のかじやの実演、屋内では刃物製造ビデオ上映で楽しんでいただきました。
工場見学の方は自分自身でできなかったので様子はわかりませんが、見られた人の話では満足そうでした。
その人たちが戻られ再び販売コーナーがにぎやかになりました。
 5時からは懇親会がスタート。 立食の各テーブルには普段地元の者でもめったに手に入れられない新潟の銘酒「越の寒梅」「八海山」「久保田」などがズラリと並び堪能していただきました。 また与板町で唯一行列のできる店の大判焼きが用意され甘党も大喜び。
 お楽しみ抽選会ではいろいろな景品がくじであたり、最後には来年のハワイでの削ろう会にご招待というビッグプレゼントに大興奮。その後大盛況のうちに8時ころお開きになりました。
 その後あとかたづけして一日目終了。

24日(日)9時前から前日泊まられた方が早くから続々と到着。 今日のメインは削り大会でそのほかに屋内で松田さんによる「研ぎ講座」(アッと言う間に黒山の人だかり。毎回すごい人気。)、沖野兼一氏による「伽藍彫刻の実演」、屋外では金子木挽さん他の「大鋸木挽実演」、直井棟梁さん他の「釿のハツリ」、「鉋の裏出し」などともり沢山。
 販売の方もきのうより多くのお客さんが来られどのコーナーも大にぎわい。
当社コーナーでは、鉄工所に特注で作らせている鋳物製の特製金板(碓氷さんも使っています。)に是が良(#1200の金剛粉)を付けたセットが大好評で完売しました。 今また作ってもらってますので用意できたら、このHPでも販売しようかと思ってます。
削り大会も午前と午後の各1回削り華の計測が行われ優勝者には記念品が渡され盛り上がりました。
 午後になると遠い方の人から徐々に帰られ、3時ころには大分人も少なくなったので、かたづけ作業に入り始めました。
4時ころにはほぼかたづけも終わり、2日目も無事終了。
いろんな人との出会いもあり、貴重なお話・ご意見も聞けてとても有意義で楽しい2日間でした。
 削ろう会を開催するのは始めての経験でいろいろ不備な点もありご迷惑もおかけしたことと思いますが、精一杯がんばりましたのでご容赦ください。
 翌日の地元の新聞「新潟日報」の記事では、300人の人出とのことでしたが、一説には延べ2000人(延べだからかなりの重複か?)との話もあり、いずれにしても与板町がにぎやかになった2日間でした。
 また今回来町されてのご意見やお気づきの点などございましたらメールでもください。
 今回与板にお越しの方々、特にご縁があってお話をさせていただいた方々、当社でお買い上げ頂いた方々に厚く御礼申し上げます。
 本当にありがとうございました。 そして、またいつかどこかでお会いしましょう。

第8回削ろう会in与板
日本一大鉋 村のかじや1 村のかじや2 鉋の裏出し
日本一大鉋 
 長さ1m81.5cm・
幅80cm・
 厚さ10cm・重量78.8kg
村のかじや実演1 村のかじや実演2 鉋の裏出し
伽藍彫刻1 伽藍彫刻2 沖野兼一氏 松田さんの研ぎ講座 釿のハツリ
伽藍彫刻の実演1
この獅子の完成品
伽藍彫刻の実演2 松田さんの研ぎ講座 釿のハツリ
当HP担当の石黒です。 当社従業員です。 特産品販売コーナー1 特産品販売コーナー2
当社販売コーナーと私 当社販売コーナーと社員 特産品販売コーナー1 特産品販売コーナー2
懇親会1 懇親会2 西村さんと渡辺さん 神田さん
楽しかった懇親会 日本一大鉋の作者
石橋藤七氏
(左)
(佩山)
当社晩悠・健明の台入れ
職人の西村さんと
楽山台入れの小吉屋
(渡辺)さん
東京「も作」鉋の
神田さん
武生の直井棟梁さん 楽山鉋の横坂さん 削ろう会の美人スタッフ 手柴さんと生島さん
武生の直井棟梁さん 楽山の横坂さん お酒好きの削ろう会スタッフ 長崎の手柴さんと
   香川の生島さん
碓氷明恵さん 碓氷金三郎さん 杉村幸次郎さん 塩尻市の上條さん
碓氷健吾さんの奥さんの
明恵さん
碓氷金三郎さん 杉村幸次郎さん 塩尻市の上條さん
削り大会優勝
沖野棟梁さん 手柴さん 見事な削り華 削り華の測定
分水町の沖野棟梁さん 長崎の手柴さん 見事な削り華 削り華計測
ふしぎな二枚刃鉋1 ふしぎな二枚刃鉋2 ふしぎな二枚刃鉋3 ガラスのような艶の削り面
一つの台に二枚の鉋刃を仕込んだ変わり鉋。一度に2枚の削り華がでます。 ガラスのような艶の削り面
削ろう会メンバー
ずらりと揃った大鉋と削ろう会メンバー

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